こんにちは、中村ゆずる(@yuzuru098)です。
先日自分のやりたいことってなんだっけ?という急な疑問から事業の見直しが始まり、想いをもっと言語化しようとミッション・ビジョン・ポリシーを作成し、webへの記載も行いました。
ミッションとして掲げたのが、『はたらくを、たのしく』
サービスの軸になっているのは相変わらず経理を中心としたバックオフィスの代行やコンサルティングで、一見あまりつながりがないように思えるかもしれません。
しかし、自分がなぜこの事業をしているのか、どんな想いでこの事業を行っているのかを紐解いていくと、関わったクライアントとその会社で働く人が楽しく働いてほしいという想いが根底にあることが分かりました。
バックオフィスのことで言えば、企業がチームとして楽しくはたらくには?という話になるのですが、たまたまnoteで行っていた『私らしいはたらき方』というコンテストに投稿したことでヒントを得ましたので、今回は個人として楽しくはたらくには?について少し考えてみます。
はたらくを楽しくするための3つの要素
仕事をする上で大切な『やりがい』
これは、やりたいこと・得意なこと・求められていること・稼げることの4つの重なりから生まれます。
※海外でこれを『生きがい』とした図がありますが、個人的には生きがいというより、仕事のやりがいとした方がしっくりくると思っています。
そして私はこれに、目標の達成(成長、未来に目を向ける)ことを付け加えた5つがポイントになると考えています。
この5つを自己・他者・未来の3つに分類し
私らしいはたらき方(自己)×貢献と感謝(他者)×目標の達成(未来)
がはたらくを楽しくする3つの要素だと定義しました。
noteのコンテストにもあった私らしいはたらき方についてもう少し掘り下げます。
私らしいはたらき方
私らしいはたらき方=やりたいこと×得意なこと×大事にしていること(価値観)
なんじゃないかというのが、冒頭紹介したnoteの記事の概要です。
まずは、やりたいことと得意なことをそれぞれ
(やりたいこと・どちらでもないこと・やりたくないこと)
(得意なこと・できること・できない(苦手な)こと)
の3つずつに分けたマトリクスを作ります。
そして、
- 今やっていることを当てはめてみる
- 業務そのものだけでなく、環境や価値観も考えてみる
- 今はやっていないけど、やりたいことも考える
の順で作ったマトリクスの中に当てはめていきます。
今やっていることを当てはめてみる
まずは、いま実際に行なっている業務について当てはめていきます。
やりたくてやっていること・本当はやりたくないこと・どちらでもないもの。
得意なこと・得意ではないけど、できること・できない(苦手な)こと
自分の行っている業務がどの場所に分類されているか、どのあたりに多くて、どこが少ないのか。これだけでもいろいろと面白いことが分かります。
業務そのものだけでなく、環境も考えてみる
次に業務そのものだけでなく、環境や価値観についても考えてみます。
現在の環境(労働時間や労働場所)や価値観(人間関係や方針)についてやりたいこととやりたくないことに分けてみます。
- 残業の有無
- テレワーク
- チームの体制
- 目標の掲げ方
などなど…
いろいろな視点から自分が望んでいるのか、本当はやりたくないのか分けてみます。
今はやっていないけど、やりたいことを考える
次に今はやっていないけど、やりたいことを考えます。
業務はもちろん、環境や価値観についても今はできていないけど、本当はやりたいこと。を考えてみます。今、不満に思っていることは何か。と考えてみるのもいいかもしれません。
本当はこんなことがしたいのに…
こんな環境を作りたい。
少しぐらい夢のような事でも、とりあえずはいいんじゃないでしょうか。
未来に目を向けてみる
最後に、出来上がったのこのマトリクスを『未来に向けてどう変化させるか』を考えてみます。
ここが一番大事で、
私らしいはたらき方=やりたいこと×得意なこと×大事にしていること(価値観)
なので、やりたくないことや苦手な事をしている場合じゃありません。
そして、やりたいけどできていないことは、どうすればできるようになるかを考える必要がありそうです。
やりたくない事(苦手な事)をやらないで済む方法を考える
やりたくない事(苦手な事)はやらないに越したことはありません。
- そもそもやらないといけない業務なのかを考える
- その業務をやりたい人(得意な人)にお願いできないか考える。
そもそもやらないといけない業務なのでしょうか。
ただ、闇雲に業務を無くそうとするのはおすすめできません。意外と忘れがちなのが、その業務を行う理由の確認です。どのような業務でもやり始めた理由があるはずで、やめてもいいのでは?と思った時は最低限始めた理由を考えるべきです。
その上で、ツールの進化により省略できる。時代の変化でやる意味がなくなった。など既に必要がなくなった業務が惰性で続いていることはよくありますので、その時はスパッと止めるのもスッキリしていいと思います。
それでもやらなければいけない業務だった場合、やりたい人や得意な人はいないか、その人に頼むことはできないかを検討してみましょう。
良いチームは適切な役割と適切な分担から。
それも難しいというのなら…現状取れる次善策に収めるしかなさそうですね…
ちなみに、個人事業をしていると役割分担にも限界があります。
やりたくないこともやらなければいけないこともあります。
精神論にはなってしまいますが、嫌なことの先に目指している未来があるのなら多少の嫌なことは気にならなくなります。
今やっている業務のその先に、どんな未来があるのかを考えてみてはいかがでしょうか。
やりたいけどできなていないことができるようになる方法を考える
最後に、やりたいけど現状できていないという部分。
足りないのはなんでしょうか。スキル?ツール?社内(社会)風土?その足りないものを補うために必要なものはなんでしょうか。
資格の取得、道具の購入、周りへの布教活動。
私らしいはたらき方に向けて、いまできることに取り組んでみましょう。
はたらくを楽しくするために『私らしいはたらき方』ってどんなはたらき方だろう?を考えてみましょう。という話でした。
しかし、はたらくを楽しくするためにはまだ他者視点が足りていません。
その辺りの話は、また次回できればと思います。
私らしいはたらき方(自己)×貢献と感謝(他者)×目標の達成(未来)